教室の様子 2025年

もくじ

6月のテーマは「猫」

1週目・ 2週目は大きな猫の絵を制作しました。1週目は目と鼻をじっくり観察して大きく描き、2週目に細くちぎった紙袋を毛に見立てたコラージュアートに仕上げました。今回、目の色塗りにはクレヨンを使っています。クレヨンを何層にも塗り重ねて、光やものの反射で、さまざまな色が映り込んだ美しい瞳を描きました。子どもたちは紙の端で何度も練習してから丁寧に塗っています。紙をちぎる作業も手が空いた子どもたちが行い、見えないところで協力し合って作品ができあがっていますよ。3週目は猫のお面作り。元の型をより猫らしい顔の形にするため、頬の部分に粘土を盛るところからスタートしました。家で飼っている猫をイメージしたり、猫といえば…のキャラクターの色にしたり、子どもたちの好きな色や素材で、とっておきの猫が出来上がりました。

5月のテーマは「惑星」

1週目は空気で膨らませた水風船に絵の具をつけ、スタンプしてオリジナルの惑星を描きました。最初は白色からスタートし、好きな色を1色ずつ足しています。最初はピンクや水色など、白が強かった色も、子どもたちの好きな色が混じり合って、段々と深みのある色の惑星に仕上がりました。2週目・3週目は粘土を使い、惑星のオブジェを制作。参考画像を見ながら粘土を惑星ごとの大きさになるように丸め、丁寧に色塗りを行いました。土台部分は重い紙粘土を、惑星部分にはかるい粘土を使っています。粘土の感触や手にくっつきやすさ、乾燥の速さの違いに子どもたちはいち早く気づき、素材の違いを楽しみながら2週間集中して取り組んでいました。土台部分は宇宙の暗闇や太陽の色など、子どもたちの豊かな想像力で仕上げ、鮮やかな惑星ができました。

4月のテーマは「ドーナツ」

1週目・2週目は2枚のドーナツの絵を組み合わせた『よくばりドーナツ』を描きました。描かれたドーナツの線を頼りに色を塗り、紙を短冊状に切り、かごのように編み上げることで1枚につなぎ合わせたタイルアートが出来上がります。描いた2枚のドーナツを編み上げた2週目の作業はおとなでも仕組みを理解するのに時間がかかるもの。こどもたちは苦戦はしながらも、途中で「やめる!」と投げ出さず、完成まで集中して取り組んでいました。 3週目は食べられないドーナツとそのドーナツをいれるパッケージを制作。シェービングフォームとボンド、絵の具を混ぜることでできるふわふわのクリームをトッピングしました。パッケージはドーナツ屋さんの人になった気分で描いてみようと提案すると、お店の名前やロゴを自分で考えて描いたり、大好きなキャラクターとのコラボドーナツを想像して会話が盛り上がりました。

3月のテーマは「家」

1週目は誰かの暮らしを想像して、おうちのイメージアートを描きました。暮らしているのは誰か、その人は何階建ての家に住んでいるか、誰とどんな生活をしているか…くらしのストーリーを想像して先生たちと言葉で表現しながら描いていきました。アイデアを言葉にすることで自分で整理しつつ、他の生徒さんはそれを聞いてまた新たなアイデアが生まれていきます。2週目・3週目はダンボールハウス制作にチャレンジ。屋根や壁を塗り、家の内装・お庭づくりを通して、暮らしをイメージしました。2週間で合計3時間〜4時間、それよりもっと長く黙々と集中して取り組んでいた生徒さんも!おうちにはテーブルや冷蔵庫、テレビ、それから…と次々つくるものを決めていました。つくるのが難しそうなものでも諦めず模索して作り続けていくこどもたち。ものづくりが好きだからこその継続力と集中力を発揮していました!

2月のテーマは「海の世界」

1週目は海のいきものの標本を見ながら模写を行い、コーヒー染めの技法で作品に仕上げました。カブトガニや伊勢海老など、なかなか間近で見ることのできないいきものたちに生徒は興味津々なようす。PALETTEの思いに賛同してくださる方のご協力で、子どもたちに本物を見せる機会を設ける事ができました。2週目は箱の中に海のいきものや海藻・岩などをつくり、ジオラマを作成しました。スポンジで高さを出して遠近感を出したことで海の広さを感じます。3週目はおさかなのランプづくり。ペットボトルをおさかなの身体のかたちに切り、色を塗ったりパーツをつけたりして仕上げました。1週目に標本を見たいきものをモチーフにしたり、オリジナルのおさかなを作ったりしてそれぞれのカラフルなおさかなができました。

1月のテーマは「伝統工芸」

1週目はいろはかるたを制作しました。いろはかるたに使われていたことわざは、地域によって異なるようです。今回は関東で地域で使われていたいろはかるたの一覧から気になる言葉を選び、かるたを制作しました。少人数だった時間帯には実際につくったかるたで遊び、文化に親しみました。2週目・3週目は張り子の技法で起き上がりこぼしを制作。風船を土台にすることで空洞を作り、中におもりを入れて制作しました。おもりはなんとビー玉!身近なおもちゃが動力となっている起き上がりこぼしの不思議な動きにみんな興味津々。小さな新聞と半紙を何層も貼る大変な作業でしたが、2週間にわたる制作も先生やお友達との会話を楽しみながら一生懸命取り組んでいました。

  • URLをコピーしました!
もくじ