教室の様子 2024年

もくじ

4月のテーマは「巣」

4月のテーマは「巣」。1週目は鳥の巣の設計図を制作しました。「ヒナが巣立つまで安心して過ごせる居場所をつくる親鳥に、なりきって考えてみよう」と声を掛けると、鳥の巣の本を参考にしながら自分の巣を想像し始めます。面白いのが、“卵が割れないようにふわふわの柔らかい巣にしたい派”と、“巣が危険な目にあっても守れる、頑丈で硬い巣にしたい派”の二手に分かれたこと!生徒たちも卵やヒナのことを守りたいと思ってくれていると伝わってきます。2週目は毛糸を使って卵を作りました。この卵は子どもたちが思っていた以上に柔らかくて割れちゃいそう!と感じたのか、3週目に実際に巣を作ったときには、より安全に過ごせる環境を作りたいと一生懸命に取り組んでいました。屋根をつければ雨よけになるかな、カゴバッグみたいに持ち手をつければ例え落ちてしまっても枝に引っかかるかな…子どもたちなりの思いやりと柔軟な発想を最大限に活かした、すてきな巣ができました。

3月のテーマは「ピクニック」

3月のテーマは「ピクニック」。1週目は今月のピクニック会場であるお花畑をみんなで描きました。チューリップやひまわりなど、普段から描くことが多いお花も図鑑を見ながら描くことで、じっくり観察しより忠実に描くことができました。2週目はピクニックで敷くレジャーシートを好きな柄や模様にデザインしました。大きな布に筆をダイナミックに動かしてみたり、細かい柄を描いてみたり、子どもたちの思うままに描きました。3週目はピクニックで被る春の王冠づくり。ピクニックで被るイメージをしながら、春に対する華やかな気持ちを盛り上げました。この1カ月間、教室の壁面には1週目に制作したお花畑の絵を飾っていました。お花畑の中でピクニックすることをイメージし続けながらの制作は、子どもたちの想像力にいい刺激となったと感じます。パレットだけのアートなピクニックをぜひご家族でも楽しんでみてくださいね。

2月のテーマは「まる」

2月のテーマは「まる」。1週目はちいさいまる、ビー玉をよく観察して描きました。ガラス玉の性質上、ビー玉をのぞくと奥のものが上下反転して見えたり、反射できらきら光ったり。じっくり観察して鉛筆で描き、水彩絵の具で透明感にこだわりながら色を塗りました。2週目は絵の具のまるが重なるアートに挑戦。ちょんちょんと置いたまるい絵の具をこすると変形した様子に、みんなわくわくしていました。3週目はおおきなまる。紙粘土を使って大きな満月を作りました。歯ブラシや爪楊枝を使ってクレーターを再現し、自分だけの満月を作りました。1カ月の教室が終わる頃には、教室にある「まる」を探して大盛りあがり!身近にあるものの見え方がちょっと面白くなるようなテーマでした。

1月のテーマは「雪」

1月のテーマは「雪」。1週目はみんなで雪あそび!綿にボンドと水を含ませ、まるい形状にふんわりと固まった綿で雪合戦を楽しみました。いつも黙々と作業している印象のあった生徒さんも、今回は全力で体を動かして、歓声を上げながら楽しんでくれました。週の最終日には教室がある宇都宮市陽東でも雪がふるというサプライズ!子どもたちの雪の思い出のひとつになっていたら嬉しいです。2週目はゆきだるまの編みぐるみを制作。1週目で遊んだ綿を中に入れたのが愛着が湧くきっかけにもなったようで、単純な作業の繰り返しで音を上げながらも全員最後まで作り上げることができました。3週目はこの1ヶ月の思い出を形にするためのスノードームづくり。雪といえばで連想するものを丁寧に造形しました。

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