教室の様子 2023年

もくじ

12月のテーマは「楽器」

12月のテーマは「楽器」。1週目はみんなで楽器を触るところからスタート!はじめて見る楽器に興味津々の子どもたち。想像以上に大きい音色に驚きながらも演奏を楽しみ、好奇心と観察力を活かして絵を描きました。2週目は3週目にむけて、カリンバの演奏会の招待状をつくりました。作るだけでなく演奏するところ・誰かに聴いてもらうところまで想像し、イメージ力を育みます。いよいよ3週目はカリンバ作り。木の種類や大きさによって音色が変わるので、お友だちが奏でる音色に耳を傾けながら造形に取り組みました。お友だちとセッションしたり楽器の構造をじっくり観察したり、PALETTEならではの発見を楽しんだ1カ月でした。

11月のテーマは「十二支」

11月のテーマは「十二支」。1週目は龍のにょろにょろと長い身体の特徴を捉えるおもちゃを制作しました。普段は活発な子どもたちも今回は真剣な表情で、うろこ模様を丁寧に描き上げました。2週目と3週目は、来年の辰年に向けて版画のカレンダーを制作しました。パレットで版画の技法を使うのは今回がはじめての試みなので、「茶色の板でどうやってかっこいい龍にするの?」「え!真っ黒にしちゃうの?」と作業が進むたびにどきどきしていた子どもたち。インクを塗って、紙をこすって、版画が出来上がるたびにぱっと明るい表情になるのが、先生たちもとっても嬉しかったです。生徒たちは来年の今頃、このカレンダーを見て何を感じるのでしょう…子どもたちの成長が楽しみです。

10月のテーマは「お菓子・スイーツ」

10月のテーマは「お菓子・スイーツ」。1週目と2週目はお菓子が入っている箱に注目。2回に渡ってじっくりちぎり絵に取り組み、箱の模様や文字を観察していました。「ここの文字は太くて目立つね」「あのお友達が持ってるお菓子も赤色の箱だ、お菓子ってなんで赤色の箱が多いの?」箱の色やイラスト・デザインから感じたことを周りの生徒たちと一緒に言葉にして、色の持つイメージやデザインの工夫に触れました。3週目はオリジナルのケーキをイメージ。誰のためのケーキか、上には何が乗っているか…ワークシートに書き込みながら想像を膨らませました。

9月のテーマは「絵画」

9月のテーマは「絵画」。9月は飾ることに意識を向けた作品づくりに取り組みました。1週目は野菜で絵の具作り。今私たちが使っている絵の具は、顔料とのりでできているんだそう。野菜とのりを使って絵の具作りを擬似体験してみました。2週目は絵画『真珠の耳飾りの少女』の模写に挑戦。こどもたちに「この作品の青いターバンにはラピスラズリからできた絵の具が使われているよ」と話すと「顔料だけじゃなくて宝石も絵の具になるの!」と驚いていました。1週目に学んだことをしっかり吸収しています。そして3週目は絵画にオリジナルの額縁を作りました。同じ絵を描いているのに、使う絵の具の種類や額縁によって作品の印象が大きく変わりますね。

8月のテーマは「いきもの」

8月のテーマは「いきもの」。なんとなく想像で描けちゃういきものたちを、今回は改めて図鑑や写真でじっくり観察して捉えました。1週目は粘土で動物の造形に挑戦。図鑑から立体図を想像し、骨格の形や肉や皮のつき方にまで意識を向けて制作しました。2週目と3週目はいきものパズルづくり。パズルピース型の紙に描いた動物を貼り付けて制作しました。「こども文化祭 vol.2」の展示でみんなの作品が繋がり、大きなパズルが完成するのがとても楽しみです。

7月のテーマは「おばけ」

7月のテーマは「おばけ」。見たことがない存在に、想像力を伸ばしてもらいました!1週目はおばけが出てくる絵本を模写しました。元の絵本をじっくりみながら、画用紙いっぱいに描きました。2週目と3週目はおばけハウスづくり。段ボールのお部屋の中にそれぞれが思い描く、おばけの暮らす場所を制作しました。怖がったり、面白がったり、ドキドキしたり…こどもたちがいつもと少し違った反応を見せてくれた1カ月でした。

6月のテーマは「梅雨」

6月のテーマは「梅雨」。ジメジメしていて、雨が降ったら外で遊べない…こどもたちにとってはあまりいいイメージのない雨ですが、実は生活の支えとなってくれています。1週目は雨水のおかげできれいに咲く紫陽花を描きました。2週目は雨の魅力をぐっと掘り下げる、たらし絵に挑戦。そして3週目は雨の日も楽しめるアイテムづくり。傘をさすのが楽しみになるように、雨にまつわる絵を自由に描きました。まだまだ続く梅雨も、こどもたちが楽しく過ごせますように。

5月のテーマは「宇宙」

5月のテーマは「宇宙」。空の向こうにある宇宙は、身近なようで知らないことばかり。1週目はスクラッチアートの技法を使ってそれぞれの「宇宙」を表現。自分なりの色の塗り方を工夫する姿が印象的でした。2週目は宇宙に行く自分だけのロケットをデザイン。色や形はもちろん、設計図まで!宇宙にむけてどんどん思いが膨らみます。3週目はプラネタリウムづくり。5月の星の配置図の中に自分だけの星座をつくり、それをおうちでも楽しめるプラネタリウムの星空に描きました。未知な部分が多いからこそ、こどもたちの発想や表現の幅が広がった5月でした。

4月のテーマは「たまご」

4月のテーマは「たまご」。はじまりをイメージする「たまご」をテーマに色彩や造形表現を楽しみました。1週目はたまごの形をベースに「隣のお部屋は同じ色にしない」ルールのもと色塗り。難しいと言いながらもやり遂げた達成感は格別だったようです。2週目、3週目は石こうによる「たまご」づくり。みんな、この粉なに?どうやって作るの?と興味津々に取り組みました。硬くなってきた!あったかい!と、自分の手でいろんなことを感じる経験ができました。割れ目の入ったたまごからは、何が生まれたのかな?と考え、教室がみんなの想像の生き物でいっぱいになりましたよ!

3月のテーマは「野菜」

3月のテーマは「野菜」。苦手なお野菜とも仲良くなろう!をテーマに考えていたのですが、パレットの生徒さんはあまり好き嫌いがない様子。ピーマン好き!ブロッコリー好き!ニンジンも食べるよ!とみんな色々な野菜の話をしながら絵を描いたり、野菜スタンプで絵を描きました。筆でなはく野菜を使うことで、いつもとは違う色を使ったりと新しいチャレンジもたくさん見られました。造形では、周りの子からもアイディアや刺激をもらって、美味しそうなサラダボックスが完成しました。

2月のテーマは「服」

2月のテーマは「服」。毎日身につけている服を分解したり、そのパーツを使って着てみたい服のデザイン・制作をしました。先生が縫い目に沿って切ったYシャツをパズルみたいに組み立ててみたり、持ち寄った服から好きな部分を集めたりしながら、いろいろなパーツや平面の布から洋服ができていることを知りました。3週目の造形では、集めたパーツを使って着られる服を制作。それぞれの思いのつまった服を作りました。保護者の方からは「こういうのが好きだったんだ」というお声が多数。知っているようで知らないお子さんたちの好みに触れた2月でした。

1月のテーマは「顔」

1月のテーマは「顔」。自分の顔のパーツをじっくり観察したり、自分の顔を使って「自分」を表現。1週目は鏡で各パーツを見ながら「顔パズル」を制作。眉毛や口、目の位置や向きが変わると表情から受け取る感情が変わることを知りました。2週目は自分の顔写真を使って「自分ポスター作り」。好きなこと、夢、伝えたいことなどテーマを決めて、自分を伝える絵を描きました。3週目は、幼稚園児は表情が変わる人形作りを、小学生は粘土で立体的に顔を表現。マスクで顔半分が覆われている生活が続く中、自分の顔にたくさん向き合う月になりました。

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